MCIスクリーニング検査プラス・APOE遺伝子検査

HOME   >   診療案内   >   MCIスクリーニング検査プラス・APOE遺伝子検査

MCIスクリーニング検査プラス ~もの忘れや認知症が気になる方へ~

当院で、軽度認知障害(MCI)の検査ができます。

2025年には65歳以上の高齢者のうち認知症の人は約700万人(5人に1人)に増加すると予測されています。現在、認知症は症状の進行を一定期間防ぐ薬はあるものの、根本的な治療薬は未だ開発中です。大切なのは発症後の治療ではなく、発症前の予防です。認知症発症前に発見し、予防に取り組みましょう。

65際以上の5人に1人は認知症

軽度認知障害(MCI)とは

軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)とは、健常者と認知症の中間の段階を指します。そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われています。最近の研究ではMCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると分かっています。

65際以上の5人に1人は認知症

MCIスクリーニング検査プラスとは

MCIスクリーニング検査プラスは、アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。アルツハイマー病は主な原因の一つとして、老化や生活習慣の乱れによりアミロイドβが脳内に蓄積されることで発症します。この検査ではアルツハイマー病のリスクである血管の老化や炎症に関与するタンパク質、また発症の原因の一つといわれているアミロイドβの排除機能をもつタンパク質を測定することでMCIのリスクを判定します。

MCIスクリーニング検査プラスとは

MCIスクリーニング検査プラスはこんな方におすすめです!

  • 40歳以上の方
  • 最近、もの忘れが増えてきた。
  • 肥満や糖尿病など生活習慣病の恐れがある。
  • 親や家族の様子が少し変わった気がする。

MCIスクリーニング検査プラスをご希望される場合

【要予約】お気軽にお問い合わせください。

検査は少量(5ml)の採血のみ。検査結果が出るまで2~3週間かかります。 予約制ですので、医師又は受付までご相談ください。

(出典:MCBI Inc.「MCIスクリーニング検査プラス」より)

MCIスクリーニング検査プラス 【自由診療】 検査費用 18,000円 (消費税込)

APOE遺伝子検査 ~アルツハイマー病発症リスクを調べる~

アルツハイマー病や認知機能低下に関与するAPOE遺伝子の型を調べて、認知症の発症リスクを推定し予防に繋げる検査です。MCIスクリーニング検査が後天的リスクの判定であるのに対し、APOE遺伝子検査は先天的リスクを判定します。アルツハイマー病は、アミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞に障害を与えることが原因で発症することがわかっています。このアミロイドベータペプチドの蓄積に大きく関わっているとされているのが、APOE遺伝子のタイプです。遺伝子のタイプはε(イプシロン)2、ε3、ε4が2つ一組で遺伝子型を構成しており、本検査ではどのタイプの遺伝子を有しているかを判定します。例えば、ε4を全く持たない遺伝子型に対して、ε4を1つないし2つ持っている遺伝子型のアルツハイマー病発症リスクは、非常に高いと言われています。

APOE遺伝子検査をご希望される場合

【要予約】お気軽にお問い合わせください。

検査は少量(5㏄)の採血のみ。検査結果が出るまで2~3週間かかります。予約制ですので、医師又は受付までご相談ください。

(出典:MCBI Inc.「APOE遺伝子検査のすすめ」より)

APOE遺伝子検査 【自由診療】 検査費用 12,000円 (消費税込)