うつ状態の鑑別 光トポグラフィー検査
精神疾患の診断は、医師の診察でのみ行われていました。そのため、一過性の適応障害や、躁うつ病、統合失調症と誤診する可能性もあります。
「光トポグラフィー検査」では、客観的に診断を行うことができます。
光トポグラフィーは頭に近赤外線を当て、反射してくる光から脳血流の変化を読み取り、脳の活動状態を数値化します。
検査では、頭にヘッドセットを着け、「あ、で始まる言葉は……」といった質問に答えていただくだけです。近赤外線はまったく身体に影響はありませんのでご安心ください。
脳を使う際の血流量がどう変化するのか、あるいはしないかをグラフ化して疾患を診断します。機器の検査結果と医師の診察から総合的に診断を行い、適切な治療を行います。
血流は健常・うつ病・躁うつ病・統合失調症で血流量が異なり、その結果を医師が診断します。